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製品情報

Wildkatze

Wildkatze

オブジェクト指向による高度なカスタマイズに対応。
ユーザー独自のアルゴリズムでCFDの頂点へ。

Wildkatzeは、有限体積法による汎用3次元流体解析プログラムです。
従来の流体解析ソフトウェアは、ソルバの高度なカスタマイズが非常に複雑でしたが、Wildkatzeでは、ソルバ内部のほぼ全ての変数と設定へのアクセスをユーザー自身によるC++コーディングにより可能にしました。これにより、柔軟で高度なカスタマイズ性が実現され、ユーザー独自のアルゴリズムを容易に組み込むことが可能になりました。さらに、分割された領域ごとに異なる物理モデルを設定することが可能なので、その物理モデルごとに異なるスキームを適用し、より多様な解析によって現象再現性が高まります。

主要機能

  1. 物理モデルの柔軟な適用

    解析領域を分割し、領域によってLESモデル、K-ω乱流モデルといった異なる物理モデルを適用することが可能です。

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  2. スキームの柔軟な選択

    物理モデルごとに異なるタイムステップスキームや、勾配計算スキームをそれぞれ選択することが可能です。

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  3. Immersed Boundary法

    運動する構造体に伴う流れの解析を行う場合、構造体と周囲の流体に対して異なるメッシュを生成し、構造体のメッシュと流体メッシュ間をカップリングして計算を行います。

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適用事例

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    自転車周りの空気流れ

    時速30kmで走行する自転車周辺の空気流れをシミュレーションしています。

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    翼周りの圧縮性音速流れ

    RAE 2822翼周りの圧縮性音速流れを2次元で解析しています。

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    ダム決壊

    初期位置から水が流れ出し、障害物にぶつかり、はね上がる様子をシミュレーションしています。